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西陣学区


西陣学区の地域役員さんにお話を聞こう ~「西陣」の誇りを次世代へ受け継ぐ~

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 ▲丁寧にお答えくださった藤林会長(右)と奥野副会長

 

今回の取材は、「地元学区の地域役員さんにお話を聞こう」というテーマで、役員さんに、自分たちの子ども、孫世代に地域活動について伝えていく、そして、子どもたちに地元地域に愛着を持ってもらえる、という目的のもとで行いました。

今回,第一弾は西陣学区に焦点を当て西陣学区住民福祉協議会会長の藤林宏さんと、副会長の奥野くに子さんにお話をお伺いしました。一緒に聞いてもらったのは西陣学区の奥野早紀さん(中学生)です。

 

【西陣とはどういう町?】

西陣学区の名称は、応仁の乱まで遡る歴史のある学区です。ヨーロッパでは、京都は知らないけど、織りものの街<西陣>は知っていると答える人が多いくらい知名度が高い。<西陣>は世界に通じる街なのです。

京都の街では、学区や学校を中心として地域の活動や営みが行われており、他にはない特徴があります。西陣でも、西陣小学校のグラウンドは運動会をしたり防災訓練をする場所として地域の人たちが利用しており、住民にとってはなくてはならない場所です。

 

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▲閉校した元西陣小学校は、今も西陣学区の活動の中心地です。

(今回のインタビュー会場)

 

【親子三世代で暮らすこと】

 西陣学区では、今も多くの人たちが、三世代同居という「大家族」で暮らしています。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、子どもで賑やかに暮らしていると協調性が身について楽しく感じられることが多いようです。

 また、西陣学区で生まれた人はほとんどが西陣小学校に行き、地元の上京中学校へ進む人も多いので、子どもたちは知らなかったけど、通学しているうちに親どうしが友達だと知ることが結構あります。その他にも、学校の先生が自分の親の小学生時代の先生だということもあるそうです。西陣学区内では、それほど密接に地域の住人同士がつながり合っているのです。

 

【地域の人が協力してくれる町】

 小学校では、地域の皆さんでの協力で今も昔の遊びを教えるという取組がずっと続いています。早紀さんは、おばあちゃんやお父さんが地域で活動している姿を見ているので、自分も時期がきたら地域に関わりたいと思っているようです。

 

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▲地元が大好きな早紀さん。いつのまにか答える側に参加しています!

 

【ボランティアに期待すること】

 最後に、学生ボランティアに期待することについて質問が出ました。藤林さんは、期待するところは大きいし、地域に入ってきてほしいと思っておられます。「せっかく京都の大学に来たのだから、地域のイベントに関わるなど、一緒に参加してみませんか?」と仰っています。方法としては、ゼミで関わるのが一番早いが、一方でお願いすることとして、「ゼミやクラブの先輩が卒業するときには、必ず次の代をつないでくださいとお願いします。地域の役員は高齢化で若い人の力が必要です。夏祭りをはじめ、手伝ってほしいことはいくらでもあります。」とのことでした。若い住民は、ほぼ全員サラリーマンなので、昼間は留守が多くその分、学生に協力を求められている状態だそうです。

 

*「カミング」内の西陣学区情報はこちらへ↓

http://kamigyo.sakura.ne.jp/gakku/nishijin/

 

 

 

 

レポーター紹介

宮川 拓海(みやがわ たくみ)

 

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京都府立大学大学院公共政策学研究科に所属し、街の景観問題も含めた環境問題における協働の研究をしています。

好きなドラマで京町家を観たことをきっかけに、京町家に興味を持ちました。

京町家のつくりはもちろん、実際に京町家で生活をしている方々が受け継いでいる文化や考え方に関心があり、それらをどうやって守り発信していくかということを調べています。

これからも町家で暮らす方々、町家の保全に関わる方々、保全の現場を通じて勉強していきたいと思っています。

 

 

杉本 尚美(すぎもと なおみ)

 

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同志社大学経済学部四回生。 現在は地域連携学生スタッフARCOという、地域と同志社生をつなぐ団体に所属し、地域のイベントにてボランティア活動などを行っています。自分と価値観の違う人と話すことが大好きで、学生時代はアメリカに1年間留学したり、東南アジア諸国をバックパックでまわり、世界中に友達を作っていました。 来年からは多くの人の人生に関わることのできる人材会社で働きます。

 

 

 

 

 

【感想】

宮川 拓海

 西陣がどういう町か、暮らす人たちは何を感じているのかということについて、詳しくお話を聞くことができました。

 私は大学生になってから京都に来たので、様々な地域の取組に触れる度、私の地元にはない「学区」というものへのこだわりや愛着というものを感じて「いいな」と思うと同時に、なぜ「学区」というものが意識されているのかと思っていました。

 今回のインタビューを通じて、学区への思い入れの理由について触れることができたと感じ、私自身の意識としても、その先のまちづくりについて視線をつなげていく必要があると感じました。ありがとうございました。

 

*今回参加してくださった、西陣学区の中学3年生、奥野早紀さんの感想を掲載いたします。

 

私はこの地域のための活動について教えてもらい、昔の西陣学区の事を聞いたりできてとても楽しかったです。西陣は世界にも知られている名前で、伝統ある町だと聞き、とても嬉しく

思いました。伝統ある町だという事は、昔からのつながりが長いという事。織物という共通の仕事でつながっているという事は、地域のつながりが強いという事。そんな町だからこそ、今でも地域とのつながりが強く、この地域のために何かしようと思えるんだと感じました。

私が将来大人になったとき、どれだけ地域のためを思って活動することができるかは分からないけれど、藤林さんや祖母の想いを次に伝えていけるよう、少しずつでも参加できればいいなと思っています。

 

*また、この取材に際してもう一人同行してもらった、同志社大学の杉本尚美さんに感想をいただきました。

 

地域の方のお話を聞いて

 同志社大学 杉本 尚美

 

何よりも「西陣を活性化させたい」という強い思いが伝わった。誰かがしなければいけないこと。圧倒的当事者意識を持って取り組む意気込みに心を打たれた。

 

個人的に印象的だったのは、そもそもこの企画自体について会長が「カミングを実際にどれくらいの人が見るのか」といった現実的で厳しい視点からの意見を出していた点だ。地域を活性化させるために本気で一つ一つの活動に取り組んでいるからこそ出る意見だと感じた。


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