第9回新町祭 2008年にスタート!学生さんと地域が
      一緒に取り組む1日限りのキャンドルナイトイベント

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先日の12月10日(土)18時〜21時に開催された『第9回新町祭』に行ってきました!
同志社大学新町キャンパスを舞台に、同志社大学の1回〜3回生約45名が所属する学生団体『SAP(Shinmachi Activate Project)』と、地域住民が一緒に取り組むキャンドルナイトイベントです。

2008年にスタートした新町祭は、同志社大学の中で唯一学園祭のない新町キャンパスの活性化が狙いで、以下のような想いにより開催されています。

1.狭いキャンパスを利点と捉え、密の濃い縦横の繋がりや帰属意識などのアットホーム感を育む
2.新町生が新町生であるという自覚をもつ
3.新町キャンパスに対する誇りの確立

2016年12月で9年目を迎えます。

当初は学内向けのイベントだったとのことですが、『SAP』の歴代の先輩より引き継がれる組織運営のノウハウや、新聞やテレビ、ラジオなどメディアへの広報活動の効果もあり、現在は地域の方にも新町祭の認知度が高まって、毎年開催を楽しみにされる方も大勢いらっしゃるそう。
イベントへの協力は、地域住民や幼稚園、老人ホーム、消防署、地域店舗など多くあり、新町祭は地域や人とのさまざまなつながりによって深く支えられ、規模が大きくなってきているようです。

新町祭は毎年テーマを掲げており、今年のテーマは「和」。
関西最大級の2万本のキャンドルでキャンパス一帯が彩られ、和を想起するモチーフは、桜や紅葉、鯉、寺院など、色鮮やかで華やか、とても美しかったです。

これらのキャンドルは、全てキャンパス内で捨てられたペットボトルを再利用し、洗浄作業から始め、少しずつ手づくりで夏休みより制作されたのだそう。
授業の休み時間や放課後に、それぞれが手分けして2万本のキャンドルを、イベント開催の直前まで作り続けたとのこと。
地道な作業に気持ちが負けそうなときでも、春の新入学生を歓迎するフレッシャーズキャンプ合宿や七夕祭、交流会など、チームワークを培ってきた仲の良さで互いを励まし合い、なんとか乗り越えられたのだとか。

完成したキャンドルの一部は、普段から交流のある近隣の保育園や老人ホームの方に依頼をし、絵を描くことでイベントに協力いただいたそうです。



新町祭はキャンドルナイト以外にも、同志社大学のさまざまなサークル団体の活動紹介も兼ねた飲食や雑貨の販売もあり、来場した方は学生さんと話しをしたり、屋外で冷え込む中、温かい飲み物やごはんを食べたりして身体の中から温まっていらっしゃいました。

構内では、AED(自動体外式除細動器)の講習会も開かれており、とても賑わっていました。
初めて講習を受けたのですが、見ているだけとは違い実際に行ってみると、心臓を押すコツやタイミングもあると分かり、大変良い経験になりました。
押すリズムは、アンパンマンのテーマソングに合わせると良いそうです!


今回『新町祭』を取材するにあたって、同志社大学2回生SAPの広報担当丹下さんにお話を伺いました!
インタビューアー(以下/イ):「SAP」に入ろうと思った経緯は何だったのですか?
丹下さん(以下/タ):入るまでは別のサークルにいて、知り合いに誘われました。
大学生活において、これはすごく頑張った、ということをしたかったので、地域ともつながりの深いSAPはさまざまなことに携われそうかなと思ったので入りました。

イ:「新町祭」を開催するまでどのような点が楽しかったですか?
タ:準備する中で先輩と交流できてつながりを持てて、人間関係の幅が広がったことです。

イ:逆に開催までに苦労されたことはどのような点ですか?
タ:キャンドル制作の準備が、今年は昨年より数を増やしたこともあって大変でした。

イ:今日、開催を迎えてどのような気持ちですか?
タ:みんなとこの日のために夏からずっと準備をしてきたので、無事に天候にも恵まれ実現できたことが嬉しかったです。
学生だけではなく、地域の方の協力もあってこそのイベントなので、とても感謝しています。

イ:今後の新町祭の展望はどうでしょうか。
タ:来年は私も3回生になるので、団体をまとめていかないといけない立場になります。
地域の方の協力もいただいているので、来年は広報担当として、来場数をもっと増やしたいと考えています。

ありがとうございました。


まとめ

実は、恥ずかしながら、新町祭のことは今回の取材を通して初めて知りました。
事前にネットで情報を集めていると、SAPさんの準備の様子や昨年のイベント写真なども出てきて、とてもわくわくとした気持ちで実際に目の前で見ることを待ち望んでいました。
いろ鮮やかなキャンドルで緻密に描かれる和のモチーフにSAPさんの苦労をみてとり、私が以前携わったキャンドルを用いたアートイベントの開催時、キャンドルを設置するときの微妙なズレで、かなりモチーフの印象が変わることに苦労したのを思い出しました。

人は、火のある場所にいると癒されると感じ、互いの親近感が増して、コミュニケーションがよりとれるといいます。
会場には、学生さん、家族連れ、高齢の方、子供さんなどさまざまな方がいらしていました。
ゆらゆら揺れる炎を見ながらその場の雰囲気や空間を共有すると、普段できないような深い話もできるかもしれません。

来年は、1年に1度の特別な数時間、学生さんと地域の方がつくりあげた素敵な空間に、大切なひとと足を運んでみませんか?

レポーター

すきがえしがみ

京都在住。
普段は地域の情報を発信しています。
和紙好きです

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