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【NEW!!】「東陣」を基にした地域活性化

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 2016年2月13日に上京区総合庁舎にて行われた、「応仁の乱 -今輝く東陣を訪ねて-」のシンポジウムに行ってきました。私は、西陣地域を中心に活動する「都ライト実行委員会」という学生団体に所属しています。都ライトとは、京町家とまちの魅力を発信するライトアップイベントで、私たち学生も地域活性化に少しでも参加できればと思いながら、日々活動しています。今回パネラーとして参加されていて、いつもお世話になっている古武さんからも、常々「東陣あっての西陣だ」ということをお聞きしていました。そこで、西陣・東陣のある上京区へのさらなる理解や今後の活動に繋がる気づきを得られたらという思いで、このシンポジウムに参加してきました。

 

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▲京都市考古学資料館副館長・山本雅和氏の解説が続く。

 

 まず応仁の乱は家督相続争いから始まったもので、いわば家庭のいざこざから周りの人達を巻き込んでいったものだそうです。争いが続く中で、敵だった者がいつの間にか味方になっていたり、味方だった者が敵になっていたりと非常に複雑に絡み合っていました。また、応仁の乱で京都一体は焼野原になったと言われますが、実際はそうではなかったようです。上京あたりが西軍と東軍の激戦で衰退していた時、下京のあたりには町がちゃんと残っていました。上京と下京のそれぞれのまちの営みがあって、京都は昔からの面影を残しつつ今の姿にたどり着いたのです。

 

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▲歴史が何層にも積み重なった上京のまち。

 

応仁の乱での小さな争いから始まり、やがては複雑に絡み合いながら戦国時代へ、そしてそれからの歴史が今の日本の礎に...少し大胆な発想かもしれませんが、これはまちづくりとも共通するところがあるのではないかと私は考えます。その地域を担っている団体は数多く存在し、それぞれが完全に独立して行っていては、まったく創造性がないように思われます。町内会もあれば、民間の団体もいて、私たちのような学生など“よそ者”が集まる団体もあります。これらの個と個が混ざり合って、まち全体を作っています。だから、自分たちとは違うことをしていると思っていても、実は共通する部分や一緒になればパワーアップできる部分がきっとあるんだと思います。

 

私は、去年の11月に同じく上京区総合庁舎で行われた「上京オープンウィーク」でこのことを感じました。そもそも他にも上京で活躍している人たち(先人)がこんなにもいることを知らなかったのです。

 

まちづくりは「地域が主体となって地域振興をしていこう」というのが大原則です。その土地の歴史や文化を学んでこそ、自分たちの企画にも深みが出ると思います。簡単に出来ることではないし、ずっと続けなければ意味がありません。

その土地のことを知ること、周囲にも目を向けること、そのような基本的なことの積み重ねが、何よりも大きな力になるの

ではないかと思いました。

 

レポーター紹介

 

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嶋本愛弓

 

京都府立大学生命環境学部で建築を学んでいます。

学生の熱意と町家の魅力に胸を打たれ、「都ライト」という町家のライトアップイベントの実行委員をしています。

ゼミでは建築計画の視点から主に設計を学んでいます。


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