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「新しい」が行きかう街―出町商店街の七夕まつり

 

 
 
レポーターの中居荘子と上森五葉です。
今回、町のレポーターとして取材したのは、上京区北部に位置する出町商店街。昔ながらの雰囲気を活かしつつ、新しい取り組みや若い世代との連携が注目されるこの商店街。私たちは、その夏の一大イベントである七夕祭り(7/6~7/7)に参加し、お祭りを支える人々のお話を伺ってきました。
 
 
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商店街に入った時にまず人々の目を惹くのは商店街の一面に飾られたきらびやかな笹飾り。色とりどりの短冊には子供たちの個性溢れる願いごとが記されていました。
出町商店街振輿組合理事長・出口さんのお話によると、これらは地域の幼稚園や保育園などに笹を届けて、子供たちに飾り付けてもらっているとのこと。たくさんの子供たちがこのお祭りの日を楽しみにしていることが伝わってきます。
 
 
 
さらに理事長が特に力を入れている取組みとして語って下さったのが、商店街の「エコ」の精神でした。
 
 エコのまち出町としてポイ捨ての防止などの呼びかけを行っている上、4~5年前から小学生に対してごみの分別などの教育を徹底したところ、お祭りの後はものの30分ほどで商店街のごみが全て片付くようになったとか。
地域の子供たちは、様々な面でこのお祭りを作り出す一員としても参加しているようです。
 
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▲商店街の各所に設置されていたごみ箱
 
 
大学生の出店も
 
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 商店街東の入り口付近には、同志社大学政策学部の新川ゼミの4回生によるフェイスペイントと、3回生によるノンアルコールカクテルのお店がありました。
ゼミ生たちは、フェイスペイントのデザインや、ノンアルコールカクテルのフレーバーの試作開発を事前に何度も行っていたようで、「6日は天候に恵まれなかったものの、7日の七夕当日にはたくさんの小さな子供たちと交流できて良かった。」と語ってくれました。実際、お店周辺は可愛らしく色づけされた顔の子供たちや、オレンジジュースやカルピスなどの飲料を物珍しそうにシェイカーで混ぜ合わせる子供たちで賑わっていました。
 
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まちかど交流夜店
 
さらに、その向かいでは「かしの木」という地域の小学校などで絵本の読み聞かせを行うボランティア団体の発表も行われていました。子どもたちに好評だった絵本の読み聞かせも大切な交流コンテンツです。
 
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▲ウクレレと歌による読み聞かせに聞き入る子供たち
 
 
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▲店主イチオシ、キューバ風のお酒「フローズンダイキリ」
 
 
 
出町商店街の七夕祭りでは、このような商店街の店舗以外からの出店の受け入れも活発で、これらはまちかど交流夜店と称されています。ここで紹介したもの以外にも、京大生たちのボランティアや、福島支援団体の方々など実に様々な人がお祭りに関わっていて、それらの総括をされておられる出町商店街振輿組合専務理事・佐々木さんのお話によると、こうした外部の活動の受け入れの背景には、出町商店街の人々の風土が関係しているといいます。というのも、もともと様々な地方から来た人が住み着くような街だったために京都独特の閉鎖的な雰囲気がなく、いわゆる「よそもん」に抵抗がないのだとか。
 
商店街のアーケード下はひしめく100ほどの出店で活気溢れています。私たちの取材に快く応じて下さったのはそのうちのひとつを切り盛りする、ふじや鰹節店の店主。
 
何千人もの人々が押し寄せるこの七夕祭りでは、商店街アーケード内は人でごった返し、大変な熱気。そのためこのような爽やかな飲み心地のお酒が人気を博すようです。これらのキューバ風のお酒は、店主が愛知で飲んだときに惚れ込み、ご自身でも作り始めたそうで、「とりあえずビール…ではなく、暑いときに飲むものとしてこういう美味しいものがあることを知ってほしい。」と語ってくださいました。筆者は未成年のため、お味の感想をレポートすることが出来なかったのが悔やまれますが、とても爽やかで甘みがあり、フレッシュなグレープフルーツ果汁が効いているようです。私も是非、来年成人して訪れた時にはよばれてみたいものです…!
 
 
 
 
 
 
 
取材を終えて
まず、出町の七夕が、思った以上のお客さんの数、賑わいに驚かされました。商店街の方のみならず、祭りに関わる人々みなさん自身が楽しんでやっておられたのが印象的。出町商店街のあらゆるヒト、モノ、コトを受け入れてくれる体制、在り方が素敵でした!(中居)
 
 
普段住民として訪れていれば気づくことのない商店街の仕組み、成り立ちの片鱗にすこしだけですが触れられた気がします。街の人々がそれぞれ少しずつ力を発揮する、その集合体が、「商店街」なのだなと。出町商店街の人々のお話は、そんな当たり前ですが、忘れがちなことを教えてくださいました。また、お祭りの影で、地域の子供たちをしっかりと見守っておられる体制に、心温まる思いでした。きっと、そうして育った子どもたちが、またこの商店街に活力を与えるというサイクルが、この出町商店街の人情味という魅力を生み出しているのではないでしょうか…!
快く取材に協力してくださった皆様、本当にありがとうございました!(上森)
 
 
 
なかいしょうこ.jpgのサムネイル画像レポーター:中居 荘子 
京都の専門学校勤務の社会人で、笑うことが好きな女子です。上京区在住7年目ですが、マンション住まいのためご近所との交流は今までありませんでした。
そこでマチレポをご紹介いただき、ご近所またはお世話になってる上京区と仲良くできて、かつ、おもしろいことができるんじゃないかと思い、参加しました。
 
 
 
 
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上森 五葉(うえもり さよ)
同志社大学メディア学科に通う1回生。最後の十代を実りあるものにしたくて京都の街に越してきたばかりです。新しく来た街の顔が知りたくて、将来目指すものに近づきたくて、マチレポに参加しました!
 

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